ここまで「統合」という言葉を通して、
心や在り方について私の体験から綴ってきました。
今日はそれを、
少し違う言葉で表します。
大宇宙と小宇宙。
スピリチュアルの世界では
よく使われる言葉だけれど、
どこか分かりにくさを感じる人も
いるかもしれません。
では、
自己の小宇宙とは何か。
それは、
自分の心――
正確には、自己の存在全体を指しています。
感情、記憶、無意識、価値観、
魂の癖、身体感覚、
そして祈りや願い。
それらすべてを含んだもの。
つまり小宇宙とは、
「自己という一つの宇宙構造」
そのものです。
心はとても不思議で、
同じ出来事ひとつをとっても
ネガティブにも
ポジティブにも
どちらにも捉えることができる。
その意味で、
心はとても自由で、
とても無限です。
癒しが起こり、
統合が進んでいくと、
心は何かを足されるのではなく、
少しずつ澄んでいきます。
磨かれれば磨かれるほど、
余分なものが静まり、
本来の透明さが現れてくる。
すると、
それまで外側にあると思っていた世界と、
自分の内側との境界が
ふっと薄くなる瞬間が訪れます。
その時に感じるのが、
「外側の大宇宙と繋がった」という感覚。
けれどその光は、
宇宙から一方的に降りてきたものではなく、
内側の小宇宙が澄んだことで、
下からも静かに立ち上がっていた光
なのかもしれません。
だからこそ、
それは何かを与えられた感覚というより、
思い出した、という感覚に近い。
小宇宙が澄んだとき、
大宇宙は特別な場所ではなくなり、
今ここに在るものとして
感じられるようになります。
難しいことをしなくてもいい。
何者かにならなくてもいい。
ただ、
自分の内側に丁寧であること。
癒しを拒まないこと。
その積み重ねが、
小さな宇宙を澄ませ、
自然と大きな宇宙と
響き合っていく。
愛と光は、
どこか遠くに探しに行くものではなく、
いつもこの小さな宇宙の中心から
静かに広がっていく。
咲泉 光


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